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(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); スポンサーリンク(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 【スイッチ】2020年新作ゲームソフト一覧 購入/予約が今すぐ可能なソフトのみ紹介. WordPress Luxeritas Theme is provided by "Thought is free". 2001年、ストリートでひそかに注目を浴びていたあるムーブメントにスポットが照らされた。かれらは、楽器を使うことなく自らの声だけでメロディを作り出す「アカペラ・バンド」。, 主旋律を歌い上げる「ボーカル」、ハモリパートは「コーラス」、そして重低音を生み出す「ベース」。さらに全国を圧巻させたドラム音「ボイスパーカッション」。既成のメロディを自由にアレンジ。インパクトはさらに増幅。, これから皆さんが耳にするのは、全国各地のまちにいる、ごく普通の若者たちが作り出す、本物のバンドさながらの驚くべきサウンド。そして目にするのは、互いに強いライバル心を抱き、たった一組にだけ与えられる「日本一」=優勝をめざす、今時めずらしい、ひたむきな熱い青春野郎たち。ミュージック・シーンに革命を起こす、ストリート発新ムーブメントが今、大きな結末を迎える――。, これは2001年9月にフジテレビ系で放送された2時間特番「力の限りゴーゴゴー!!第1回全国ハモネプLEAGUE」の冒頭ナレーションである。「ハモネプ」の魅力は、この一文に集約される。, ハモネプに登場するのは、たしかにごく普通の若者たちであった。かれらは「アカペラ」という、どこか懐かしい響きのある音楽に、青春をかけていた。そして演奏をじっさいに聴いてみると、かつてのアカペラのイメージとはかけ離れた、あまりに鮮烈な音楽がそこにあった。そんなコンセプトが、視聴者に受け入れられた。, またこの一文が持つ挑発的なニュアンスにも、ハモネプの魅力が宿っている。「ミュージック・シーンに革命を起こす」――当時の若者たちは、この強いメッセージに、確実に魅了されていた。, ハモネプではこの一文のように、視聴者を煽り、挑発するかのようなメッセージが何度となく使われている。ナレーター・平井誠一による魅力的な声も相まって、若者たちははげしく心揺さぶられた。そして、こぞってアカペラやボイパに挑戦しはじめたのである(※1)。, その影響は、2019年現在にいたるまで連綿と続いている。全国の大学にアカペラサークルが誕生し、無数のグループが、毎日のように、駅前やライブハウスやショッピングモールで演奏を行っている。, 2019年、ハモネプは特別番組として復活する(※2)。スタートから約20年の時を越えてふたたび復活する事実それ自体が、2001年当時のハモネプが世間に与えた衝撃の大きさを証明する。, 復活は喜ばしい。しかしたんに消費するだけでは、アカペラやボイパを、時代を超えて親しんでもらう可能性をみずから消し去ることになってしまうのではないか。私たちはいま一度、当時を振り返り、ハモネプがなぜ流行したのか、考察しなければならない。はたして、ほんとうにハモネプは、「ミュージック・シーンに革命を起こした」のだろうか?, 本項目ではハモネプが開始した2001年4月より、第2回全国ハモネプリーグの終了時にあたる2002年2月までの歴史を追う。この文章が読者にとって、ボイパの可能性を新たに発見する、なにかのきっかけになれば嬉しく思う。, ハモネプは、お笑いトリオ・ネプチューン(名倉潤、原田泰造、堀内健)がメイン司会を務めるフジテレビの番組「力の限りゴーゴゴー!!」の1コーナーとして、2001年4月から始まった。ハモネプを知るためには、まずは「ゴーゴゴー!!」を貫くコンセプトを知らなければならない。, 同番組は、主に「普通の若者」にスポットライトを当てた企画(「青春企画」と称された)により編成されていた。プロデューサーを務めた吉田正樹(現:㈱ワタナベエンターテインメント会長)は著書(※3)のなかで、この番組をTBS系列番組「学校へ行こう!」の対抗として企画したことを振り返る。, 「学校へ行こう!」には個性的で変わった中学生たちが登場する面白さがありました。それを見ていた僕は、「こんな目立ちたがり屋でも金髪でもない(中略)普通の子にも面白さがあるはずだ」と思うようになったのです。, この言葉どおり、番組には「普通(素人)の中高生」が登場する。そんな若者を、当時アイドル的人気を誇っていたネプチューンが「いじる」ことで笑いや感動を生み出す、というのが番組の一貫した形式であった。原田泰造扮する教師が生徒の悩み相談を受ける「ふんどし先生」や、女子生徒に告白したいという男子生徒を堀内健が自転車に乗って応援する「チャリ告」、メガネをかけ目立たない女子生徒がメイクアップによって美しく生まれ変わる「ビューティースチューデント」など、さまざまコーナーが生み出された。, ハモネプはその1コーナーとして位置づけられた。スタート早々に人気に火がつき、のちに番組のメイン企画として高視聴率を牽引していくこととなる。同番組終了時の2002年9月まで1年半にわたり放送され、この間、ボイパプレイヤーのおっくん(奥村政佳、のちRAG FAIRメンバー)やけんぞー(のちBEATBOXER KENZOとして活動)をはじめ、魅力ある若者が登場した。アカペラ、そしてボイパに青春をささげる出演者の姿に、視聴者は共感し、憧れたのである。, ‎ハモネプの仕掛け人のひとりが、当時同番組のディレクターを務めた、IVSテレビ制作の福浦与一(現:IVSテレビ制作㈱代表取締役社長)である。, IVSテレビ制作は天才・たけしの元気が出るテレビ! [CDATA[

!」より, ※13…音楽プロデューサー。クラブミュージックやJ-POP、ヴィジュアル系、アニメなどさまざまなジャンルで活躍。HIKAKIN&SEIKINほかゆず、DAOKO、雅-miyavi-、キズナアイ等の楽曲プロデュース、ももいろクローバーZ、SOUL'd OUTの楽曲アレンジ等を行う。TeddyLoid Official !(日本テレビ)などの往年のヒット番組はじめ、現在はTHE鉄腕DASH(同)、ネプリーグ(フジテレビ)、THEカラオケ★バトル(テレビ東京)といった人気番組の制作協力をしている。また本サイトの文脈(つまりMr.no1seの出自)でみれば、全日本そっくり大賞(テレビ東京)、紅白そっくり大賞(フジテレビ)、ものまねバトル(日本テレビ)といった数々のものまね番組を手がけてきたことは注目に値する。(※4), 福浦がハモネプ企画を立ち上げた経緯については「ハモネプSTORY BOOK」(※5)に詳しい。かれは新コーナーを立ち上げるにあたり、当時流行の兆しを見せていたアカペラに注目する。ウェブサイト上でアカペラグループを探す中で、高校生グループの「レプリカ」を知ったという。そのメンバーのひとりが、ボイパを担当しながら同時にグループの指導にあたっていた「おっくん」であった。, 福浦は、前述の同番組プロデューサー・吉田にアカペラ企画を提案 。吉田はレプリカの演奏、とりわけボイパの「まるで伴奏をテープで流しているかのような音色」に驚き、「これはいける!」と直感したと振り返っている。‎, おっくんはレプリカのメンバー中、唯一の大学生であった。筑波大学アカペラサークルDoo-Wopに所属し、すでに関東の代表的アカペライベント「JAM」(Japan Acappella 」(ドレミ楽譜出版社), ・古屋恵子著「ハモネプMASTER BOOK―楽譜がいっぱ~い! Site:http://www.teddyloid.com/, ※19…ちなみに「レプリカ」というグループ名は、奥村が所属するRAGFAIRのレプリカ(複製品)という意味合いが込められている。その後メジャーデビューを果たし、オリコンチャート1・2位独占、紅白歌合戦出場などで全国のお茶の間にアカペラを広めたRAG Movement)を立ち上げるなど大学アカペラ界で中心的に活躍する人物であった。レプリカには、メンバーに練習指導を請われるかたちで加入し、活動をしていた。その姿に、福浦の目が止まった。, 聴衆を一瞬にして惹き込むボイパの技術と、童顔にぴったりの笑顔、ちらりと見せる真剣な眼差し、他のハモネプ出演グループの指導まで積極的に行う献身性、また史上最年少で気象予報士資格をとったという「裏設定」。おっくんには、これ以上ない主人公的な器があった。, 迎えたハモネプの初回放送。おっくんが披露した「ボイパ」は、じつに多くの人に衝撃を与えた。唇や歯に空気を当てながら声を発することで、バスドラム、ハイハット、スネアドラムの音をリアルに再現する技術。そのおよそ人の声とは思えない音色に、視聴者は驚いた。, またレプリカのメンバー6人でみせた「夜空ノムコウ」でのアンサンブルに聴き入った。このときの演奏によって、のちに計り知れないほど多くのボイパプレイヤーが生まれることとなる。, 影響力を示す証拠として具体的な数字を示そう。たとえばかれのボイパの演奏方法が紹介された「ハモネプスタートブック」(※6)は14万部を超えるベストセラーとなる。多くの若者がこの本を片手にボイパを身に着けようと苦心した(筆者もその一人)。その後全国にアカペラサークルが生まれるが、ボイパが後進へと伝承されていく基礎となったのは、同著に書かれたおっくんの演奏方法であった。, またこのときの演奏は、ヒューマンビートボックスにたいしても大きな影響がある。ヒューマンビートボクサーのDaichiやHIKAKINは、あゆみのきっかけはおっくんの演奏であったと公言している(※7)。, ともかくかれの演奏は大きな反響を生んだ。「ハモネプ」はまもなくレギュラーコーナーとなり、看板コーナーへと成長する。, あらゆる青春物語において無くてはならないのが、ライバルの存在だ。ハモネプにおいてもライバルが効果的に使われた。, 第3回目の放送でアカペラグループ「ぽち」が登場する。混声4人の同グループのなか、ひときわカリスマ性を放っていたのがボイパ担当の「けんぞー」であった。茶髪に、着崩した制服(※8)、なにより、そのボイパのスタイルはきわめて鮮烈であった。マイクのヘッド部分を手で囲い(※9)、スクラッチ音を想像させる高音域の音色を交えた演奏。いまでは一般的に見られるヒューマンビートボクサーのスタイルを、いち早くテレビで披露した人物であるといえる。, 「どこか不良っぽいけんぞー」の存在は、スタンダードなドラム音の模倣を行い学ランをホックまで止めた「まじめなおっくん」とはまさに対象的であった。演奏曲も対象的に映る。レプリカはJポップのカバーを中心とし、ぽちはR&Bの曲のカバーを中心としていた。, おっくんによる発声を主としたボイパ演奏を「関東流ボイパ」、けんぞーによるマイクに空気を当てる音を主としたボイパ演奏を「関西流ボイパ」と紹介する。当時、ほんとうにそのような呼ばれ方が存在したのかどうかは不明だが、番組としては少なくとも、対立軸を鮮明にするために使い勝手がよかったのだろう。, 2001年5月の第4回放送では、この「関東VS関西」がこれ以上なく効果的に使われた。, 番組冒頭、ナレーションによって「日本のアカペラブームの中心は関西」であると断言され、けんぞーが追認するように「関西は勢いが全然違う」とコメントする。これに対しネプチューン・名倉がおっくんに対し「こんなん言われてるけれど大丈夫か」と煽り、おっくんは「関東も頑張るよ」と応酬する。そして次の瞬間に発表されたのが、「全国大会の開催」であった。, いかにもテレビ的な演出ではあるが、それまでけっしてメジャーとは言えなかったアカペラやボイパの勢力図を、「地域」という軸を用いてわかりやすく整理したという点は評価されるべきであろう。, こうして発表された全国大会=「全国ハモネプリーグ」は、審査基準として歌唱力、曲のアレンジ力に加え、はっきりと「キャラクターなども踏まえ」とテレビ的な要素を排さない態度が明言されていた。またこの回より日本アカペラ連盟の代表を務める犬飼将博が解説として登場する。審査基準に一定の客観性を持たせることを明示した格好だ。, 以降、ネプチューンの3人が全国各地をめぐりながら、「ハモリっち」と出会っていくことになる。, 関西地区予選で登場した女子高生5人組のグループ「HATCH」は、インターネットを介して集まったグループだ。当時パソコン通信が急速に普及していった時期であり、当時の若者文化のいち側面を紹介するような演出がなされた。, アカペラと若者文化とのかかわりを全面に出した演出は、その後も様々な場面でつかわれる。たとえば演奏前に携帯電話(いわゆる「ガラケー」)の通話開始ボタンを押したときに鳴る音(「ソ」)を音叉代わりにし、ピッチ調整をするシーンは、「ハモネプ=若者文化の象徴」として描くにあたりきわめて効果的であり、その後も何度も描かれた。, 出演者はみな、番組のコンセプト通り「普通の若者っぽさ」があった。ではそんな若者たちは、どのようにして人気を得ていったのか。, わかりやすい例をひとつ挙げよう。2001年6月の関東地区予選で登場した「チン☆パラ」は埼玉大学在学中のグループであった。6人のいでたちをひと目みたネプチューンは、すぐさまスキンヘッドのメンバー・コータに注目。「ハゲコーラス」などといじり、笑いを誘った。その後披露した楽曲「if...」でラップを披露するスキンヘッドのメンバーに、会場からも笑いが起こる。視聴者も感情移入し、「ハゲ」の姿とともにグループを認識した(※10)。, ハモネプには、ネプチューンの存在はなくてはならなかった。出演者を効果的に「いじる」ことによって、わずかな放送時間ながら、普通の若者にたいして確実にキャラが付与されていった。, ほかにもアイドル枠、イケメン枠、お笑い枠、アニメオタク、(沖縄)民謡などバラエティに富んだグループが出演。それぞれキャラが与えられ、全国大会への切符を掴んでいった。, 前述の「HATCHのメンバーには番組初の「女子高生ボイスパーカッション」がいた。ハモネプではその後も回を重ねるごとに、さまざまな特徴をもったボイパプレイヤーが登場していく。, なかでも西日本各地の精鋭によって結成された「こすへらす」の存在は特筆すべきであろう。同チームは2001年6月の中・四国地区予選に登場し「打倒!おっくん 全員がボイパのドリームチーム」という紹介がなされた。, 「ニコラス」(小野アヤト、のち「チュチュチュファミリー」ほか)を筆頭にメンバー全員がボイパを演奏するこすへらすにたいし、宿命のライバルであったおっくんとけんぞーがタッグを組み、ボイパバトルを展開した。まるで少年漫画のワンシーンのような演出である。, 全国大会では、これまで挙げたレプリカ、ぽち、チン☆パラ、こすへらすの4グループが「優勝候補」として紹介されることとなる。いずれもボイパの存在が際立つことが特徴だ。なお、チン☆パラでボイパを務める「ヤシ」(ハヤシヨシノリ、のち「SMELLMAN」ほか)も、番組中「高速ボイパに注目」といった紹介がなされている。, 注目すべきは、この4グループのボイパプレイヤーが、それぞれのちに築き上げていったプレースタイルである。その歩みは、後進のボイパプレイヤーに多大な影響を与えた。, 「レプリカ」おっくんはその後、「ボイスパーカッション」としか形容できない演奏方法を確立していく。歯に空気を当てながら声を発し、その音程だけを上下させ続けるような音色(※11、たとえばRAG

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